本日のまとめの結論から申し上げれば、全ての血液細胞は骨の中で造られることを知っていただきたいことです。。そして今回のまとめのもう一つの目的は、血液細胞のメンバーたちの名前をご紹介する事です。名前の紹介だけで個々の血液細胞の詳しい説明までは触れません。あまりにも複雑で、一度にまとめきれる内容ではないからです。今後、各血液細胞ごとに特徴や役割を順次まとめていく予定です。

本日のまとめの結論から申し上げれば、全ての血液細胞は骨の中で造られることを知っていただきたいことです。。そして今回のまとめのもう一つの目的は、血液細胞のメンバーたちの名前をご紹介する事です。名前の紹介だけで個々の血液細胞の詳しい説明までは触れません。あまりにも複雑で、一度にまとめきれる内容ではないからです。今後、各血液細胞ごとに特徴や役割を順次まとめていく予定です。
これまでは、ミトコンドリアと活性酸素の関係をお話してきたが、今回から、炎症時に産生される活性酸素のお話を始めさせてください。
まず、炎症時に発生する活性酸素をお話しする前に、炎症時に産生する活性酸素は単なる『悪』ではないことを申し上げておきたい。炎症時の活性酸素は、外部からの侵入してきた自分に害を及ぼす異物、例えば細菌を殺菌する、つまり自己防衛手段としての役割を持っています。さらに近年、活性酸素が体内で情報を伝搬する働きをしていることも解明され始めており、体内にとって必要な物質でもあるのです。慢性炎症などで活性酸素の産生が続くと、身体に不具合が生じてくるのです。
炎症の話をすると言い続けながら、本日もミトコンドリアが続きます。今日は、運動とミトコンドリアから発生する活性酸素に関してお話させてください。
運動には筋肉を動かすためのエネルギーが必要です。そのエネルギー源がミトコンドリアでした。よって、運動選手にとってはミトコンドリアの機能を促進し、効率的にATPを筋肉へ供給することが、成果を残すための重要な要素になってきます。
続きを読むお話ししてきた通り、ミトコンドリアは生命現象維持のために必要なエネルギーを作り出してくれる器官です。この生命維持に欠かせないミトコンドリアが原因で発症する疾患に『ミトコンドリア病(指定難病21)』という病気があります。
昨日の話しの続きになりますが、ミトコンドリアはブドウ糖などの燃料を酸素と一緒に燃やして、エネルギーを作り出す工場であるお話をしました。ミトコンドリアは生産効率が優れた工場ですが、 エネルギーを取り出す最終段階である、電子伝達系でATPにれなかったロスエネルギーが出てしまうというところでお話が終わりました。エネルギーのロスは産生したエネルギーの1%程度と言われています。最新型のガソリン機関のエネルギーロスは40%程度あるそうですので、ミトコンドリアのエネルギー変換効率の良さが改めてわかることでしょう。
喘息患者にとって冬場は鬼門です。インフルエンザにかかろうものなら入院も覚悟しなければならなくなります。その点を心配してか、主治医から畑に出る許可がまだ出ていません。
前回も書きましたが、生物が生命活動にはエネルギーが必要でした。つまり、電気に例えれば、電気を貯蔵するバッテリーに相当する『ATP』を合成する必要がありました。生物は、ATPに蓄えたエネルギーを使って生命活動を営んでいおり、ATPは生物にとってのエネルギー貯蔵庫であり、通貨でした。