太古の生物は酸素を使わずエネルギーを作った

 呼吸には二種類あります。肺から酸素を取り込む『肺呼吸』と細胞でエネルギーを作り出すために行われる『細胞内呼吸』です。ほとんどの方がイメージするのは肺呼吸だと思いますが、ここでは、声明維持のためのエネルギーを作り出す、細胞内呼吸のお話をします。

肺呼吸
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唐突ですが活性酸素を説明したくなりました

 私のこれまでの仕事上のキーワードは『活性酸素(active oxygen)』です。その経験を元に、誰にでもわかるように活性酸素とは何かを説明してみたくなりました。お付き合いください。健康食品などの宣伝文句を見ていると、気絶してしまいそうな記述もあるので、活性酸素を正確に知って欲しくて思い立ちました。一年計画です。

 私は極度の喘息持ちです。喘息とはアレルギー反応の一つです。アレルギー反応というのは、身体が異物(自分以外の物質)に過剰な防御反応を引き起こすことです。アレルギー反応には『炎症』が伴います。

肺のイメージ図

 喘息とは、気道が狭くなって空気が肺に入ってこなくなる状態です。原因の多くはアレルギーで、私の場合はマウスの皮膚が原因でした。気道が狭くなるのは、気道に浮腫が起こってしまうからで、症状が進むと空気はさらに入って来にくくなります。また、激しい咳を伴うことや、喘鳴(ぜいめい)というヒューヒュー、ゼーゼーという音が出たり、最悪、呼吸困難になったりします。

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ゴキブリ(シャチュウ)は漢方薬なのである。

 そもそも東洋医学と西洋医学の違いはどこにあるのだろうか?西洋医学は古代ギリシャ、あるいはローマ時代に誕生し、細胞や臓器など解剖学的科学技術の蓄積で発展してきた。

東洋医学で処方される漢方薬というと西洋医学に慣れ親しんだ人達には『漢方薬は効かない』というイメージを持っている人もいるだろう。

漢方薬は症状を考慮して複数の素材を選択して用いる
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